施工実績|福田工務店

糸島市の別荘地の土地（山林）を購入され、造成から住まいの計画までしっかりと対応させていただきました。眼下には玄界灘が広がる景観が最高の場所です。浜辺ではウインドサーフィンやサファー達が集い、春になると敷地周辺では山桜が咲きほころぶ静かに佇む住まいとなっています。室内では、昔を思い出させる玄関土間を三和土（たたき）仕上として、薪ストーブを配置しています。もちろん、リビングとの広々とした開放的な空間となっています。

平戸市田平町に鎮座します「總社神社」は、西暦１２２０年代頃に造営され祭神は天之御中主神ほか十七神です。御神殿は、当時の樟（くすのき）を用いた紫宸殿造りで、創建以来屋根替え等の工事を行ったほか改修されたことなく、約８２０年前の鎌倉時代の建物のまま維持されてきた極めて稀な由緒深い神社です。しかしながら、これまでの経年劣化のため腐食等で維持が難しくなってきたことから、再生改修工事をすることとなりました。再生にあたり、当時の材料を少しでも多く残すため細心の注意を払いながら一つ一つの材料を丁寧に撤去し、大工棟梁を筆頭に職人の巧みな技を駆使して再生工事をさせて頂きました。

築１２０年の農家住宅を、すべて解体処分するには忍びない思いを抱くお客様の住まいに対する思いで出会ったり、両親をはじめとしてこれまで住んできた家を、守ってこられた先祖の方々に想いを馳せ、残せるものはどうにか残したいとの強い願いを実現させていただきました。

旧家屋で使用していた古建具や床の間の床脇の違い棚を取り入れた間取りとなっている住まいです。