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月別アーカイブ: 2018年8月

伝統構法と在来工法の混構造

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古民家のほとんどは、礎石造りの伝統構法です。古民家の改修工事や改築工事・増築工事をする場合は、在来工法なので古民家の構造材と改築や増築の構造材とは固定せず、独立した構造としなければなりません。それは、耐震に関する考え方が全く違うからなのです。
#古民家、#伝統構法、#在来工法、#混構造、#耐震、#免震的、#福田工務店

建前で使う下げ振り

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新築や増築の建前の時、柱を建て桁や梁を組み上げた後に、建物の構造材が垂直に固定するために、下げ振りを使って起ち見をします。風の影響を受けない防風下げ振りを使い、仮筋交いを打ち付けて仮固定をします。
#新築、#増築、#建前、#上棟#下げ振り、#仮筋交い、#仮固定、#福田工務店

碍子配線

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古民家での電気の配線と言えば、碍子を使った配線です。+と-をそれぞれ独立させて配線しています。古民家ならではです。味わい深いですね。
今でも、拘りを持ってリフォームする方や店舗などに見かけることがあります。
#古民家、#電気配線、#碍子、#リフォーム、#店舗、#福田工務店

第7回古民家甲子園絶賛開催中

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小学生、中学生、高校生を対象とした第7回古民家フォト甲子園が開催中です。夏休みを利用しての旅行先や、お住まいの近くにある古民家を題材とした写真や写生を投稿してみませんか。
詳しくは下記ホームページをご覧下さい。

http://www.kominkaphoto.com

#古民家、#古民家フォト甲子園、#小学生、#中学生、#高校生、#写生、#写真、#投稿、# 福田工務店

工作機械も使います

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大工職人による墨付け手刻み加工の「ハンドプレカット」でも、工作機械を使います。柱を土台と桁に組付ける場合に柱にホゾを切り込みます。そのときに使う機械が「ホゾ取り機」です。木材の高さが45cm迄加工でき、長ボソも正確に加工できます。寸法の微調整をすることでキツくなったり甘くなったりするので、職人の腕にかかっています。
#墨付け、#手刻み加工、#ハンドプレカット、#工作機械、#微調整、#大工職人

古民家活用で地域活性化

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ジャパトラ8月号が各地域で配布されています。今回、目につく記事として「古民家の宿泊施設活用で地域活性化へ」住宅宿泊事業法で古民家の活用がスムーズになりました。全国古民家再生協会では、古民家を活用した民泊運営に関して、「HomeAway」と「楽天LIFULLSTAY」の三者で業務提携を結びました。
安心安全な宿泊施設として古民家を広く発信して参ります。
#古民家、#ジャパトラ、#地域活性化、#古民家宿泊、#業務提携、#福田工務店

古民家とお墓とご先祖様

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古民家を残すということ、それは、そこに住まう人々の思いも、受け継ぎ引き継いでいくことに繋がります。だからこそ、長い間守り受け継がれてきた古民家があるのです。今を生かされているのも、先祖の人々のお陰なのです。夏と言えばお盆、お盆を迎えるためにお墓掃除は必須です。古民家が好きな人はもちろん、先祖を大切にしてますよね❗
#古民家、#お墓、#お盆、#受け継ぐ、#守る、#福田工務店

工作機械もミクロの世界です

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大工職人による墨付け手刻み加工の住まい造りが最良です。ノコギリやノミやカンナの道具は勿論ですが、工作機械も使います。木材を直角に調えたり厚みを揃えたりする場合は、手押しカンナが付いた自動カンナ盤という大型工作機械を使います。自動カンナには45cmの刃と手押しカンナには30cmの刃がそれぞれ3枚づつ付いています。その刃は使っているうちに切れなくなるので研磨機で磨ぐのですが、とても神経を使います。粗砥石で微調整をしながら音と火花を微妙に確認しながら研いでいきます。その後、仕上げではこれもまた音と水の羽具合を微調整しながら仕上げるのです。機械といえどもミクロの世界の調整をします。これもまた、手カンナを磨ぐのと同じ大工職人の仕事でもあります。
#大工職人、#墨付け、#手刻み加工、#工作機械、#微調整、#ミクロの世界、#刃物砥ぎ、#福田工務店

ハンドプレカットでなければ

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新築や増築・改築工事をするときは、大工職人による墨付け手刻み加工の「ハンドプレカット」をします。最近の住宅事情は職人が不在の家作りをしていて、小さな増築でも工場生産のプレカット頼りで建てているようです。墨付けをしたことがない大工(❓)が作っているのです。それで良い訳ないですよね。職人を育てながら、良い住まい造りをしなければなりません。
#新築、#増築、#改修工事、#大工職人、#墨付け、#手刻み加工、#ハンドプレカット、#福田工務店

ようやく修理が出来ました

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先般の台風で懸魚の一部が落下。ようやく修理をすることが出来ました。ひと安心❗