月別アーカイブ: 2019年10月

古民家の屋根裏には「棟札」が掲げてあります。新築時に家の繁栄とそこに住まえる家族の安全を祈願するため、大工棟梁が祈りを込めて掲げているのです。現代の住まいでは、棟梁が居ません。増して、大工職人による墨付け手刻みもしていません。心を込めた家づくりが出来ないのです。墨付け手刻みは、職人が材料一つ一つに想いを込めて墨付けをします。その想いが棟札となり、家を守るコトにつながり、長く引き継がれていくのです。
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日本の住まい造りの知識と知恵と技術が詰まった古民家を、歴史的、文化的な価値があるモノとして、未来の子供たちに残すために、この資格があります。古民家のインスペクションとして、建物のコンディションを見極め、再築や再生に大切な調査が可能となります。取得してみませんか。
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日本の住まいづくりは、礎石造りの伝統構法から派生した在来工法の現代住宅へと変遷してきたのですが、大工職人による墨付け手刻み加工による造りも、コストダウンを目的に職人の手間を省く作り方が一般的となって来たため、墨付け手刻みが出来ない大工(❓)さんはかりと綯ってきました。そのため、古民家を含む和風住宅の再生・修繕・リフォーム・新築が造れないのです。このままでは、近い将来大工職人がいなくなってしまいます。今だからこそ、職人を育て、さらに大工棟梁を育てていくことが求められているのです。詳しくは、お近くの古民家再生協会までお問い合わせください。
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全国古民家再生協会長崎第一支部の10月度例会を開催しました。多くの大切な報告に様々な活動の実施の紹介、支部の報告と今後の活動の検討等を話し合っています。
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空き家が多く存在し問題となっている今、古民家再生協会では空き家の利活用に向けての取り組みとして、空き家には「相続」「仏壇」「片付け」これらの問題解決のために、総合的に解決すべくトータルコンサルタントの育成を行っています。行政と協力体制を組み利活用を含めた「まちづくり」へと繋ぐ役割も兼ねているため、参加者も少しずつ増えています。
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全国各地に数多くある「空き家問題」。空き家を無くすためには、利活用を考える必要があります。空き家には「相続」「仏壇」「片付け」これらを解決しなければなりません。そのためトータル的に解決するための専門的資格が「空き家問題トータルコンサルタント」です。       １０月２６日(土)諫早文化会館で開催します。今後も定期的に開催しますので、お問い合わせください。
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九州地区では最後の「大工棟梁検定」が北九州の九州職業能力開発大学校で開催されました。大工職人として棟梁となるためのステップアップとなります。残すところ11月に開催される６ヶ所となりました。
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あるお店に造られた癒しの空間です。木々の間に自然石を配置し小川に見立てたせせらぎを造り上げています。かっこいいですね。
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「大工さん」その多くは男性です。時折、女性の大工さんが❗
大工棟梁検定に女性の大工さんが参加しています。昨年も女性の受講者が居ました。大工さんとして頑張っている姿に感動さえも感じます。大工さんとしての想いも男性以上かもしれません。大雪に育ててほしいですね。
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岐阜県東海職業能力開発大学校で「令和の大工棟梁検定」が開催されました。現代住宅ではベテランの大工さんも、いざ、墨付け手刻み加工となると、大苦戦❗
これを期に本来の職人としての大工さん、更に大工棟梁となるよう日々精進してもらいたいと思います。頑張りましょう❗
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